マネジメント能力開発コース

メンバーの能力と意欲を“引き出す”
ピープルマネジメントの実践

メンバーの能力と意欲を引き出す!

マネジメントとは、「経営目標を達成するために、与えられた経営資源を効果的に活用し、人を通じて成果を上げること」(ピ-ター・ドラッカー)です。

人を通じて成果を上げるため、これまで多くの組織では、目標管理制度や評価面談など成果主義に基づくマネジメント手法が主流となっていました。
働き方が大きく変わる中で、今後はこのようなパフォーマンス主導のマネジメントに加えて、一人当たりの生産性を高めることでより大きな成果を上げるマネジメント手法が求められています。
近年では、メンバー一人ひとりとの対話を通して、個人の能力と意欲を引き出すことでパフォーマンスを向上させるピープルマネジメントの実践が脚光を浴びています。

マネジャーは、所属するメンバー個人の業務を管理することで組織全体の目標を達成させる役割があると同時に、メンバーの育成、動機づけ、コミュニケーションを通して個々の能力と意欲を引き出す、人間的側面の役割を果たす必要があります。
個々の能力と意欲を引き出すために、マネジャーはメンバー自身の経験学習による成長を支援します。

研修では、この2つの役割を果たす上でマネジャーに必要な能力を理解し、職場で実践できるようになることを目指します。

研修プログラムの構成

1. マネジメントの原則
 ・マネジメントとは
 ・管理の5機能

2. 管理者の3つの立場と役割
 ・マネジャーの3つの立場と人間的側面
 ・4つの役割

3. マネジャーに求められる能力要件
 ・自己診断
 ・体験学習①「グループ討議演習」
 ・会議運営の方法

4. ピープルマネジメント
 ・マネジャー自身の経験
 ・組織の成功循環モデル

5. 1on1によるピープルマネジメントの実践
 ・経験学習サイクル
 ・1on1ミーティングの目的・効果
 ・1on1ミーティングの内容
 ・1on1ミーティングに必要なスキル(傾聴・質問・承認・フィードバック)
 ・体験学習②「1on1ミーティング演習」

6. マネジャーに必要なPDCA

7. マネジメント能力総合自己診断
 ・自己啓発計画策定

※ 講義中心ではなく参画型のプログラムですので、参加者は1開催につき12名までを目途としています。
※ 標準は1.5日間(9時間)ですが、内容によっては1日(6時間)にカスタマイズすることも可能です。
※ 対面、オンラインのどちらにも対応できます。

参加対象者

●ミドルマネジメント(中間管理者層)
●ロワーマネジメント(管理職登用予定者)